市立前橋高校について
校長メッセージ
市立前橋高校は、昭和4年に「前橋市立高等家政女学校」として誕生し、今年で創立94周年を迎えた、県内屈指の長い歴史と伝統を誇る高校です。本校は、「進取・自律・創造」の校訓の下、真に社会に貢献できる自立した社会人の育成を目指しています。
本校の生徒たちは、恵まれた教育環境と落ち着いた雰囲気の中、日々、生き生きと充実した学校生活を送っており、学業だけでなく、スポーツ、芸術など様々な分野で大きな実績をあげています。また、生徒たちの礼儀正しい爽やかな姿や様々な活動に真摯に取り組む姿勢は、地域の人たちに愛され、多くの人たちから高く評価をいただいているところです。
本校は、「主体的に学ぶ力」、「探究する力」、「切り拓く力・挑戦する力」を学び「やりたいことが見つけられる」学校です。様々な分野で自分がやりたいことにチャレンジし、個性が磨ける学校です。
高校三年間は自分の人生のあり方を模索し、自分の責任において将来の道筋を決める大切な時期となります。中学生のみなさん広く世界に目を向け、「イチマエ」で学び可能性を大きく広げてみませんか。
校長 髙野 裕史
校訓
進取
自ら進んで学習や特別活動等に取り組み、個性と実力を伸長して、自己実現を図る。
自律
自ら自己の行為を律して、節度有る堅実な生活態度を育て、人格の形成を期す。
創造
自ら培った知性・品性・感性を基に、チャレンジ精神を持って新たなものを創り出す。
校章
「波形」・「校名」を組み合わせて全体を斜めに表現することにより、若さ・活力・躍動感・現代性とともに堅実さと学究的イメージを備えたデザインとした。
「濃い緑」で自然の「みどり」を表し、友情を象徴する「波形」の白は「水」を表し、純情を象徴する。
市章の○とmの間の「赤」は情熱を表す。
縁取りに「黄土色」(金色)を用いて、全体的には華やかさの中にも「明快さ」「現代性」とともに落ち着いた「力強さ」を表す配色をした。
校名の「前橋市立前橋高等学校」は細い丸ゴシックの斜体とし、「堅実さ」「新しさ」「スマートさ」を表す。
令和6年度 スクール・ミッション
多様な人と協働しながら、主体的・創造的に社会を創る人を育成する
令和6年度 スクール・ポリシー
- グラデュエーション・ポリシー【生徒育成方針】
「6つの力」を身に付けて、確かな学力のもと、自らの役割をしっかり果たし、地域社会を支える社会人としての力を身に付ける。
1学びに向かう力 2課題発見力 3自己管理力 4計画立案力 5協働力 6リーダーシップ - カリキュラム・ポリシー【教育課程編成・実施方針】
- 社会性を身に付け、責任ある行動ができるようにする。
- 確かな学力の育成のため、地域活性化プロジェクト「めぶく」による探究的学習を中心に教科横断的な学習の機会を設ける。
- 地域との連携の中で安全・健康に関する意識を高め、生涯にわたって自らの生命を大切にする姿勢を身に付ける。
- 進学プラン「さ霧晴れて」のもと、主体的で計画的な学習指導を行い、自己有用感を育む。
- アドミッション・ポリシー【生徒募集方針】
- 将来リーダーとなりうる資質を持ち、部活動や特別活動を通して豊かな人間性を身に付け、高い目標に向かって努力できる生徒。
- 高い理想と明確な目標を持ち、その実現に向けて、学習活動に積極的かつ継続的に取り組める生徒。
~スクール・ポリシー具現化のために~
- 社会性を身につけ、主体的、創造的に行動できる生徒の育成
- 社会や学校のルールを理解し、社会人として常識ある行動ができるように、「自己管理力」を高める指導を行う。
- 集団の一員として互いに思いやりを持ち、協調性、いじめ防止を心掛けて行動できるようにする。
- 人の意見を聞き、自分の意思をしっかりと伝えることができ、責任ある行動ができる生徒を育てる。
- 確かな学力の育成
- キャリア教育を推進し、高い志のもと、進路を確実に実現する力を育成する。
- 教員は授業改善に努め、基礎的・基本的な知識や思考力・判断力・表現力等を育むとともに、進学プラン「さ霧晴れて」のもと、生徒が主体的に学習に取り組む態度を養う。
- 生徒に身に付けさせたい資質・能力を踏まえ、各教科・科目の到達目標を明確にした上で、計画的な学習指導を行う。
- 地域活性化プロジェクト「めぶく」による探究学習を戦略的に進め、思考力・判断力・表現力や他者と協働する態度・多様性・創造性等を身に付けさせる。
- 個性が磨ける学校・自己有用感を育む学校づくり
- 生徒の夢達成のため、自ら考え行動し、持っている個性を磨ける学校をつくる。
- 部活動の充実・振興を図り、自信と活力に満ちた雰囲気を醸成する。
- 学校行事、地域活動、ボランティア活動等への主体的・創造的な取組を促す。
令和6年度重点施策
- 生徒の主体性・創造性を更に高める工夫
- 「学びに向かう力」の向上を図るため、主体的に取り組み、創造力を育む授業を実践する。
- 海外修学旅行、海外研修を見据え、グローバル教育の推進を図る。
- 生徒会・委員会・部活動等の更なる活性化を図るため、生徒が主体的な活動ができるよう指導を行い、「計画立案力」、「協働力」、「リーダーシップ」を育む。
- 「課題発見力」を高め、自己の在り方・生き方に関する思索を深められるように、総合的な探究の時間の取組を充実させる。
- 各種大会・コンテストや地域のイベント等への参加を促し、創造力を高める活動を積極的に行える生徒を育てる。
- 安全管理・安全指導の徹底
- 生徒の総合的な安全管理を徹底する。特に心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因や背景による不安定な生徒に対する配慮・指導等を職員全員が共通理解のもと行う。
- 通学時のヘルメット着用を徹底し、交通事故を防止する。
- 市立前橋高校の将来像に係る構想
- ICT化及び業務改善を推進するとともに、職員研修を充実させ教職員の資質能力・学校組織力の向上を図る。
- 生徒の多様な進路を実現するために、観点別評価の在り方及び教育課程の検討を行う。
- 本校の将来的な在り方・活性化させるための手段を教職員全体で検討し、今後の方向性を具体的に示す。
- 分掌、学年、教科で定期的な会議を行い、情報共有、課題、改善案を教職員全体に周知、提案できるようにする。
イチマエ教育ビジョン
イチマエ教育ビジョンとは学校の教育理念や果たすべき役割をわかりやすく示した学校教育全体構想です。
カリキュラム
年間行事
4月 | 1学期始業式/入学式/新入生オリエンテーション |
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5月 | 生徒総会/高校総体/開校記念式典/中間試験 |
6月 | 吹奏楽部定期演奏会/スポレク祭/生徒会本部役員選挙/期末試験 |
7月 | 三者面談/1学期終業式/中学生向け学校説明会 |
8月 | 中学生向け学校説明会/2学期始業式 |
9月 | Tokyo Global Gateway(1年)/修学旅行 |
10月 | 中間試験/体育祭 |
11月 | 芸術鑑賞教室/期末試験 |
12月 | Global Day/2学期終業式 |
1月 | 3学期始業式 |
2月 | 学年末試験(1,2年) |
3月 | 卒業式/離退任式/3学期終業式 |
学校の沿革
昭和3年 | 2月27日 | 前橋市会において前橋市立高等家政女学校の設立を決議す |
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〃 | 7月31日 | 文部大臣より設置許可 |
昭和4年 | 4月1日 | 前橋市立高等家政女学校創立(現 三河町) |
〃 | 4月12日 | 授業開始生徒数 一部四年制 100名 二部二年制 52名 専攻科一年制 0名 |
〃 | 7月20日 | 開校記念祝賀会 |
昭和18年 | 4月1日 | 前橋市立高等女学校と改称す |
昭和22年 | 4月1日 | 一部5年制 二部3年制(専攻科廃止) |
〃 | 12月15日 | PTA結成大会開催 |
昭和23年 | 4月1日 | 前橋市立女子高等学校と改称(10日 新制高校開校式) 第1回高校生 14名就学 普通科・家政科併設 二期制・週5日制実施 |
〃 | 5月22日 | 前橋市立女子高等学校開校式*この日を開校記念日と定む |
昭和24年 | 5月17日 | 定時制入学式 生徒70名 |
〃 | 10月14日 | 創立20周年記念祝賀式 |
昭和28年 | 4月1日 | 週6日制に復帰 |
昭和31年 | 4月1日 | 生徒募集定員 普通科4クラス200名 家政科3クラス150名となる |
〃 | 9月27日 | 東町(現 日吉町)に新校地購入 |
昭和34年 | 4月1日 | 生徒募集定員 普通科5クラス250名 家政科3クラス150名となる |
昭和35年 | 5月22日 | 新校舎に移転(日吉町二丁目15番6号) |
昭和37年 | 3月31日 | 同窓会館竣工 |
昭和38年 | 4月1日 | 生徒募集定員 普通科6クラス300名 家政科3クラス150名となる |
〃 | 5月22日 | 創立35周年並びに校舎移築完成記念式 |
昭和42年 | 3月22日 | 定時制募集停止 |
〃 | 4月1日 | 三学期制となる |
昭和43年 | 7月 | PTA トレーニングセンター敷地約3,000坪を勢多郡宮城村に購入(平成7年 市へ寄付) |
昭和45年 | 3月8日 | 定時制閉校式 |
〃 | 4月1日 | 生徒募集定員405名となる(1クラス定員45名) |
昭和48年 | 4月1日 | 必修クラブ週1単位実施 |
昭和53年 | 4月1日 | 学校完全無人化実施 |
〃 | 10月25日 | 生活館開館式挙行 「けやき館」と命名 |
昭和54年 | 11月13日 | 創立50周年記念式典・祝賀会 |
昭和55年 ~昭和63年 | LL教室新設・数学科パソコン17台導入・教室電話新設・体操ピット完成・第二体育館完成・同窓会館新築・ワープロ教室完成 | |
昭和63年 | 2月 | 「前橋市立女子高等学校五十年史」刊行 |
平成元年 | 11月18日 | 創立60周年記念式典 |
平成4年 | 市教育委員会 「前橋市立女子高等学校振興整備計画」定む | |
平成5年 | 4月1日 | 生徒募集定員396名となる(1クラス定員44名) |
平成6年 | 4月1日 | 前橋市立前橋高等学校と改称 新制服・新校歌・新校訓・新校章制定 生徒募集定員336名となる 家政科募集停止 |
〃 | 5月21日 | 新校名発足記念式典 |
平成7年 | 4月1日 | 生徒募集定員 280名となる |
平成8年 | 2月8日 | 新校舎着工 |
平成9年 | 4月1日 | 新校舎移転 (上細井町2211番地-3) 生徒募集定員 普通科男女240名となる |
〃 | 5月22日 | 移転開校記念式典 |
〃 | ~3月31日 | メンテナンス道路完成・一部盛土・植栽施工 |
平成10年 | 4月1日 | 新「けやき館」開館(同窓会室含む) |
〃 | 11月26日 | 弓道場完成 |
平成11年 | 11月6日 | 創立70周年記念式典(モニュメント等設置) |
平成13年 | 1月24日 | 野球場第1期工事完了 |
平成14年 | 2月28日 | アーチェリー場完成 |
平成17年 | 10月1日 | 学校の門扉・周囲のフェンス完成 |
平成21年 | 5月22日 | 創立80周年記念式典(紅白幕・懸乗幕等設置) |
平成22年 | 2月13日 | 野球屋内練習場完成 |
平成24年 | 2月4日 | 人工芝サッカーグラウンド、陸上走路完成 |
平成26年 | 9月17日 | 中庭改修工事完成 |
令和元年 | 5月24日 | 創立90周年記念式典 |
令和元年 | 9月13日 | 教室棟 空調設備更新工事完了 |
令和元年 | 9月17日 | 体育館 つり天井落下防止対策工事完了 |
令和元年 | 10月13日 | けやき館外壁落下防止工事完了 |
令和2年 | 10月14日 | 特別教室棟 空調設備更新工事完了 |
令和2年 | 11月30日 | 体育館外壁落下防止工事完了 |
令和4年 | 3月31日 | 特別教室棟外壁落下防止工事完了 |